第一子、妊娠9ヶ月、定期健診で子宮口が2.3センチ開いている
先生「お母さん、子宮口が予定より開いていてこのままだと赤ちゃん出てくるかもしれないから、明日から入院出来る?」
私「え?明日からですか?」
突然の事で一瞬パニックになった。
この時まだ普通に会社も出勤してたし、出産の入院準備もまだ完全には出来てなかった。
出産予定日まで、まだ一か月以上ある。
入院?いつまで?産まれるまで?
コロナ過で産婦人科はどこも付き添いや立ち合い出産、面会は皆無な状況だった。
只でさえ不安な毎日で、出来れば出産まで旦那と一緒にお腹の子の成長を見ていきたかった。
けど、子の命には変えれぬ!!!
旦那に事情を報告、帰宅後入院準備をし、翌日会社にも事情を伝えその日の晩には長い長い入院生活が始まるのです。
切迫早産の入院は退院までずーっと点滴に繫がれ、一日中ベットの上で過ごす。
面会も出来ない、本を読むかスマホか寝るか、食事が唯一の楽しみだった。
幸い、私が行っていた産婦人科の病院食はめちゃくちゃ美味しくて、それが唯一の救いだった。
栄養バランスの取れた美味しい食事をほぼ一か月、毎日3回食べる。
入院生活で大変お世話になったYouTubr「助産師HISAKO」さん
子育てママさんなら一度は見たことあるのではないでしょうか?
HISAKOさん曰く、切迫早産は外国では入院しないらしい。
点滴に繫がれて入院は、妊婦さんのメンタルにも良くないし、そこまでする必要は現代の医学では無くなって来ているそう。
こちらは初妊娠。何もかもが初めてで、妊娠・出産・子育てにあたり知識が皆無に等しい。
余談ですが、コロナ過に入り、本来スケジュールにあった
夫婦で参加出来る沐浴の講習や、出産準備の呼吸法講習などの「人が集まる」催しは全てキャンセル。
出産の準備、心構えは本やネットで知識を得る方法しかこの時期はなかった。
出産して、現在二児の子育て中シングルマザーにとって、この時の入院生活が最後の至福の時となったわけだけどw
私の場合、入院した時期がちょうど夏季で、切迫早産で点滴打ってる間は基礎体温が上がる為、1日中キンキンに冷えたクーラーが効いた部屋で、一日中スマホみて、ごはんを食べる生活。
ごはんもなーんも準備や片付けもせず、待ってるだけで美味しいごはんがくる。
最後の一人時間満期って感じだったな~
とは言え、旦那や家族には会えないし、お腹はどんどん大きくなっていくし、不安はずっと心の隅にあるって感じなんだけど
入院生活半ば頃に、別の妊婦さんが切迫早産で入院・相部屋になった。
話し相手が出来た!!
この方の場合、今回の前にも切迫早産で三か月くらい入院されていた!
内心(そんなに入院するの!?)と驚いた。長期の入院はメンタル面で相当くるらしく、入院費や家の事もあり、前回は何とか退院させてもらったそうだが、子宮口が開いてきた為今回再度入院になったそう。この方が前回入院した時はまだコロナが無い時期で、面会も出来ていたからまだ良かったとの事。
妊娠って病気ではないけど、お腹に新しい命を宿すって本当に命がけの事だなと感じたよね。
個人的には切迫早産の入院、今の私からすると最高に日々だったってコト~(‘◇’)ゞ
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